血液型性格判断でワシも考えた

血液型性格判断エセ科学問題ではなく差別問題だ』 http://d.hatena.ne.jp/KoshianX/20090426/1240736884
を読んで。
血液型性格判断の問題は、エセ科学か差別かの二分法ではなく、
「差別がエセ科学によって正当化されている問題」
と表現するのがより適当と考えます。
根拠とされるものが「科学的」だろうとなんだろうと、個人の選択を、変えられない属性や今更上書きできない過去を理由にシステムが入り口で阻むことは、是正されるべき「差別」である。と私は考えています。(雑談のネタでも、それがつみ重なって偏見を蔓延させるならば、差別に加担しています。)ただ、「科学的に正しい」ならば「政治的・社会的にも正しい」と思ってしまう人もいるので、戦術として「科学的に正しくない」と言って説得するのもありかと思います。